膝痛を改善するトレーニング
2021.12.17
先日から介護のお仕事をされている方がトレーニングを開始されました。その方の悩みは膝の痛みと体のシェイプ。
膝の痛みで仕事が辛くその痛みで運動もできないということです。
以前は病院に通院されて安静にしていたそうですが、体力の衰えや、体重増加が気になりジムに来られました。このような方はどのようにトレーニングしていけばいいのでしょうか?
目次
体の状態を把握
身体を痛めている方に、トレーニングマシーンでスクワットやベンチプレスなどすると身体を壊してしまします。
トレーニング前に【強張り、弱っている筋肉、身体の歪み】などの体の状況を把握しなければいけません。
この方は太もも、お尻、背中の筋肉が強張っています。また姿勢は骨盤が前傾して腸腰筋が弱っていると推測できます。
腸腰筋が弱ると、変わりに太ももの筋肉の大腿直筋が過剰に働き、膝の痛みに繋がってきます。
痛みの影響で、膝の関節を曲げることを避けるので、今度は太もも裏のハムストリングスが過剰に働き臀部痛、太もも裏の痛みに繋がって、身体中が痛んでくるようになります。
トレーニングの順序
- 筋肉の強張り除去
- 筋肉の強化
- 身体の使い方
トレーニングはマシーンやダンベルを使わないで行うことが基本です。またトレーニングやストレッチでは除去できない筋肉の強張りは直接筋肉をほぐしていきます。
ほぐしは、むやみやたらにほぐしても、除去できません。ポイントがあります。
トレーニングを終えて
トレーニングを終えると久しぶりに膝を曲げることができたビックリされていました。しかし、トレーニングはコツコツと継続していことが大切です。
トレーニングのメニューの作成からご指導までお任せください。