首の痛みが治らない
2021.07.16
こんにちはT-BODYの松浦です。トレーニングの受講生さんは、筋肉の強化以外のも色々な悩みをもった方が来ます。今回は首の痛みについて書いていきます。
目次
頭は重い
まず首の痛みは大きくわけて骨や軟部組織が変形したり炎症したりで痛みが発するもの、根違いで捻挫が原因の急性のもの、悪姿勢が原因で慢性的な痛みが発生するものがあります。
トレーニングで改善できるものは悪姿勢による首の痛みです。では何故姿勢が崩れていると首の痛みにつながるのか?あなたは力が抜けた状態の人の頭を持ち上げた経験はあるでしょうか?
T-BODYではボディケアも行っているので、力の抜けた状態の頭を持ち上げる機会がありますが。実際持ち上げてみると「とても重い」です。約6キロ~8キロ位ありますので、細い首でよく支えているなといつも感じます。
これが悪姿勢で頭に位置がずれると首にとって相当なストレスになってくることが想像できます。これで歩いたり、走ったり色々な動きをするのですから、また相当なストレスがかかりますよね。
これが、車にするとボディの一番上に重たい荷物を走らせているのと同じです。構造上一番上に重いものをくくりつけて走るととても不安定になります。
峠道だとカーブを曲がるのも車体がゆらゆらして曲がりにくくなります。でも自分の体だとそのような感覚はあまり感じることなく動いてくれます。
別に動かない座っている状態でも、常に頭の重さは首に負荷をかけています。それが姿勢くずれると余計に首にストレスがかかります。
姿勢が崩れている共通点
姿勢が崩れている方の姿勢の共通点は頭が軸からズレていることが多いです。横から確認するよくわかります。画像の男性も首の痛みがあると仰っています。
この男性の側面の姿勢はどうでしょうか?頭の位置に注目してください。体の軸からズレていることがわかります。
姿勢の崩れからくる首の痛みは筋肉をほぐしても改善はしません。改善するには姿勢を矯正することです。姿勢を矯正して首のストレスを軽減することです。
そのために柔軟性や筋肉の強化を行っていきます。その過程で筋肉をほぐす作業も必要になってきます。あなたは大丈夫でしょうか。まずは日頃の姿勢を見直してみてください。