筋トレで下っ腹がへこまない人の特徴
2022.09.20
ネット検索でお腹の筋トレを検索したことはありますか?
検索すると「たったこれだけで○○」「一ヶ月で-○○㎝」とかいかにも胡散臭いキャッチコピー。それを見た瞬間に戻るボタンを押して離脱。ほとんどそんな状態ではないでしょうか?
それでも配信者は、クリック率や視聴回数を増やすため「簡単」「即効」「短時間」などのキーワードを使い、手を変え品を変え、困っている人が飛びつくタイトルのサイトや動画を作成します。
残念ながら「即効、簡単、短時間」というような方法ではなかなか効果は表れません。
今回は、経産婦のお腹トレーニングに焦点をあて出産後のたるんだお腹と腰回りなぜトレーニングをしても効果がないのか?
についてお話していきたいと思います。
腹筋運動をしても腹筋が動いていない
お腹をへこまそうと腹筋運動をしても効果がある方は、大体3%位じゃないでしょうか?つまり100人トレーニングを始めても100人いたら3人程度効果があらわれたらOKという計算になります。
なぜその3人方は効果があらわれるのでしょうか?それは、スポーツ経験者、トレーニングを継続してきた方などです。
スポーツ経験者(10年以上継続)やトレーニングを継続してきた方は、筋肉の反応が良く、トレーニングをするとすぐに体が反応してくれるのです。
スポーツ庁の発表によれば、20代の女性が週3回運動をしているのは全体の2%を少し上回る位です。
そのデーターを考えても、今まで運動をしてこなかった方が腹筋運動を始めても、効果が表れないのは筋肉を上手く動かすことが出来ないからのです。
また社会人になると運動する機会がへります。そうすると関節を大きく動かす機会が減り、ますます筋肉や神経活動も弱化します。
基礎体力が低下して中で妊娠するとは、関節可動域がますます制限され関節や筋肉は固くなっていきます。
経産婦で、腹筋運動(上体起こし)をやってもらうと、一回もできない人もいる。お腹を触ってみるとお腹に力を入れている状態なのに筋肉が硬くならない。
そのような方は神経活動が弱わり。うまく筋肉を動かすことができないのです。だからその状態でトレーニングをしてもお腹の引き締め効果は期待できないのです。
(上体起こしができる方でも筋肉が収縮力が弱い場合もあります)
2、単調なトレーニングはテンションを下げる
冒頭に書いた「たったこれだけで○○」とか「一ヶ月で○○㎏痩せる」とかはネット上の電子の無駄使い。
冷静な時はこんなキャッチコピーでひっかかる人はいませんが、悩みが深刻な場合、魅力的なインストラクターが動画で説明していると憧れる場合があります。
実際に動画の運動通りに動いても。
- ターゲットとなる筋肉が働いているのか。
- 自分にこの運動はあっているのか。
- フォームはきちんとできているか。
- 神経系を鍛えることもトレーニング
- トレーニングに即効性はない
- 健康器具はいらない
- 食べ過ぎに気づく
などの疑問がわいてきます。
結局続けても、効果があらわれず運動経験が少ない方は結局は続かなくなるのです。
3、ゼタ褒め口コミの「健康器具」は不要
ダイエット器具はネット上であふれています。売る方はプロなので、興味を引かせるライディングページを用意。有名人を使ったりして興味が沸くようにサイトを作りこんでいます。
さらに信用性を上げるため、べた褒めの口コミをのせて信頼性を上げようとします。そもそも、トレーニングには健康器具は必要ありません。
さきほどもいいましたが、トレーニングをする上で重要なのは、ターゲットとなる筋肉がきちんと働いているかどうかです。
4、昼食はいらない。
今回は「太ってないのにお腹がポッコリしている」というお題から脱線しますが、食事のほうも簡単に触れておきたい思います。
痩せ願望がある方で「あんまり食べていなのに太る」という方がおられます。その言葉の裏側には「自分はやることはやっている」「努力はしている」という感情が見えてきます。
そういう方は、「食べ過ぎている」ことに気がついていない場合があります。食べ過ぎることに気がつかないポイントは、高カロリーのものを摂取していること。
特に脂質の多い食品(スィーツ、加工食品、揚げ物、外食)など知らず知らずのうちに摂取。そのような食品は満腹感が得られずに、すぐに空腹になります。
低糖質ダイエットが流行っていますが、その食事の仕方はそもそも病気になった人のメニューです。健康体の方まで、白米など炭水化物抜きダイエット。ずっと続けることができるのでしょう?
米や根菜類、汁物を朝食で食べると腹持ちが良く、昼食をあまり食べなくて済みます。昼食を少量にすると胃腸を休ませることもできるので、胃腸の調子もよくなってきます。
食べていないのに太る方は、消費エネルギー以上にカロリー摂取をしているということに気がつくくとです。
5、まとめ
体重過多ではないのにポッコリお腹が気になる方は、一度腹筋運動をしている最中に自分のお腹を触り筋肉が固くなっているか確認ください。(特に下っ腹は固くなりにくい)
固くない場合は、お腹に触りながらトレーニングすることで、神経活動も活発化してきます。それをまず続けてみてください。続けているうちにぽっこりお腹も引き締まってきます。
私のジムに来られば、もっと詳しくトレーニング方法を説明いたします。