骨盤前傾とトレーニング
2022.03.08
T-BODYパーソナルトレーニングの松浦です。私事ですが、このパーソナルジムを開店してもうすぐで一年となります。
色々ありましたが、こうやって開店、継続できたのは大勢の方のサポートがあったからだと感じます。
やれる限りとことん勉強し継続、発展していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、体にまつわる知識のご紹介!
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目次
骨盤が前に倒れすぎていませんか?
骨盤が前方に倒れすぎて癖ついた姿勢を骨盤前傾と言います。
画像の男性の方は、横から見ると大きく骨盤が前に倒れていることが判断できます。
骨盤前傾の健康上の問題点
骨盤が前に傾き過ぎていると腰に圧力が集中して痛めやすくなります。
このままの姿勢でトレーニングを始めても、逆に体を痛めてしまうリスクが高いです。
まずは、骨盤前傾を改善するストレッチとトレーニングで調整していきます。
自転車で例えると、ブレーキの緩みやタイヤの整備をしてからツーリングに出かけるようなこと。
事前に自転車の不具合の箇所を見つけ調整して乗らなければ、途中故障するリスクが高くなるのと同じです。
「今日から鍛えるぞー」と張り切っても、まずは準備運動が大切。
バランスが悪くなった部位を調整しなければいけません。
骨盤前傾の原因
ではなぜこのような姿勢になるのか
生活習慣
運動不足で筋力低下、出産経験、間違った姿勢のインプット(正しい姿勢を思いこんでいる)、肥満
弱くなっている筋肉
腹筋、お尻の筋肉、太もも裏の筋肉、太ももの内側の筋肉
固くなっている筋肉
腸腰筋、腰周辺の筋肉、太ももの前側の筋肉
体の構造上の問題点
骨盤前傾の一番の問題なのは、下半身の大きなお尻の筋肉が使いずらくなっている。
それは股関節(脚の付け根)が常時折れ曲がっているので、お尻の筋肉が収縮できないのです。
お尻の筋肉は骨盤に繋がっており、骨盤の安定性に重要な筋肉なのです。
それが使えなくなると、他の筋肉で補おうとします。
それが、背中に付着している筋肉で補おうとすると、それは肩コリなどに繋がってくるのです。
イメージは沸きにくいと思いますが、そういうこともあると思っていてください。
トレーニングを始める前の準備
ストレッチする筋肉
腸腰筋、太もも、腰
トレーニングする筋肉
腹筋、お尻、太もも裏、太もも内側
これら姿勢改善を目的とした運動をトレーニング前に取り入れることで筋力の働く反応速度が速まり、腰痛のリスクを回避できます。
まずは、トレーニングをする前は面倒でも「これからトレーニングするぞ!と身体に信号を送る」準備運動が必要です。
慌てず急がず落ち着いて体を育てていってください。