【お尻】が痺れる理由
2022.02.08
東大阪市パーソナルトレーニングT-BODYの松浦です。
今日は出勤前に生駒山に登ってきました。枚岡公園から府民の森という場所まで片道約40分です。
冬晴れで気持ちよかったんですが、北風が冷たかった。。じっとしていると凍えそうになるので目的地まで一気に登ってすぐに下山。寒さに負けず運動してますか?【府民の森 なるかわ園地にて撮影】
それでは、体にまつわる知識のご紹介!
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<お尻のしびれ>
先日50代の女性が来店。理由は座骨神経痛でお尻が痺れるとのこと。特に仕事中は立ち仕事を行っている時に酷くなる。運動不足も重なり自分の将来が不安とのこと。
(最近は筋力不足のせいで寝返りも打てない深刻な状態)
スキニーパンツを履いて仕事をすると余計に痺れが酷くなり。座骨神経痛と並行して肩こりにも悩まされているとのことです。
座骨神経痛は整形外科でレントゲンやMRIを撮ってお医者さんに診断されました。ただ、具体的な運動療法などの意見が聞けなくてどうすればいいのか?その方は困っていました。
最初はマッサージで身体をほぐしてもらっていたのですが、一向によくならなりません。痛みの部位をかばって動くので、年々身体の違和感が増してきたようです。
そこでリハビリを兼ねてトレーニングも必要でないかと感じるようになりました。
<身体の状態>
まず簡単なトレーニングをして筋力を拝見。「腹筋、殿筋、太もも」など特に下半身の筋肉が弱っている。背中の筋肉は強張り固くなっています。
これは、下半身の筋肉が弱くなると背中の筋肉で身体を支えようとするので、背面の筋肉がカチカチに固まってしまうのです。
触診をすると臀部や太もも裏に鈍痛。この方の座骨神経痛の原因は、お尻の筋肉や太もも裏の筋肉が固まり神経や血管を圧迫しているのではないかと推測されます。
<トレーニング>
このような時、筋肉を緩めることも大切ですが、きちんとその筋肉が働いてくれるようにするトレーニングも必要になってきます。
長い間固まっていたので、動きが鈍くなっているからです。緩めるだけではすぐに固まります。積極的に緩めた筋肉を動かし、血流を促すことで、ビーフジャーキーのように固まった筋肉が徐々に和らぎ筋肉を使いやすい状態にします。
<生活習慣>
筋肉が凝り固まるのは、生活習慣が関係しています。仕事やスポーツで筋肉を使いすぎたり、反対に運動不足で筋肉が弱くなったりすると固まりやすくなるのです。(運動不足の方が圧倒的に多い)
近い距離でもついつい車を使ったり、エスカレーターを使い階段を使わなかったりで便利なものを使いすぎると、筋肉はますます弱くなってしまいます。
そんなことは当の本人が十分承知だが、それでも身体を甘やかしてしまう。気づくときは身体に何らかの不快な症状が出てから気づく。
そうなった時はパニックになって基本的な部分に盲目になる。
「評判のよい病院はないか」「腕のよい整体は」など他力で何とかしようとしてしまう。
人間が健康に生きるのは、「適度な運動、適度な食事、適度な睡眠」非常にシンプルです。別に各100点を取る必要もなく腹八分目、車を使わず自転車や徒歩、夜更かしはしないなど、簡単なことから見直してみる。
でもしかし、長年の生活習慣からくる不調は一人で改善できない場合も多々あり、そんなときは一緒にゴールに向かってサポートしてくれる存在が必要です。
痛みのでない身体作りのサポートはお任せください。